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ウェッジの60度を初心者が使うとどうなる?メリットと注意点

初心者の方はクラブ選びに迷うことは多々ありますよね。

昔は、SWやAWなどウェッジは決まっていましたが、現在では角度で表記されていることが多いと思います。

ウェッジの60度はどんな時に使うのか??

また、ウェッジの60度を初心者の方が使うメリットとデメリットをご紹介します。

今回の記事を見て60度のウェッジを使おうか?やっぱりやめとこうか?

参考にしてみてください。

ウェッジの60度とは??

シャフトを地面と垂直にします。

その時のシャフトとフェース面の角度をロフト角と呼びます。

そのロフト角が60度のクラブのことを、60度のウェッジと言います。

また、別名でロブウェッジとも呼んでいます。

ロフト角とは??

 

60度のウェッジを打つとどんなボールが出やすいか??

基本的に60度のウェッジは距離が出ません。

距離の目安としては、

普段、7番アイアンで150ヤード飛ぶ人なら70ヤードくらいしか飛ばないでしょう。

また、7番アイアンで130ヤード飛ぶ人なら50ヤードくらいしか飛ばないクラブです。

 

また、60度のウェッジは高さが高く上がり転がりがあまり出ません。

比率でいったら9:1くらいの球筋です。

グリーンの固さにもよりますが、30ヤードのアプローチ打つとしましょう。

その場合、打ってから27ヤードの地点にボールが落ち3ヤードしか転がらない。

60度のウェッジは、そういった特性をもったクラブです。

 

60度のウェッジはどんな場面で使う??

60度のウェッジはどんな場面で使うか??

60度のウェッジの特性は、高く上がって転がりが少ない。

あまり転がしたくない場面で使われることが多いです。

例えば、
・バンカーなどでアゴが近く急な角度で打ち出さないといけない場合。
バンカーの角度がある場合

・グリーンエッジからピンが近い場合。
グリーンエッジからピンが近い

・池越えやバンカーを越えるようなアプローチが残った場合。
高さが出る分はピンの近くにボールを落とすことができます。
高さが出ないと、バンカーぎりぎりに落とさないと寄らないのでリスクがあるからです。

・ラフなどからグリーンを狙う場合。
ラフはスピンがかからなくなるのでボールが止まりづらくなります。
そういう時はボールの高さでボールが転がらなくなります。

こういった場面で60度のウェッジを使うと有効な場面があります。

 

ウェッジの60度を初心者が使うメリットと注意点

ウェッジの60度は非常に難しいクラブです。

使いこなせれば、武器にもなります。

しかし、難しいクラブなので使ってもミスが多発することもあります。

ウェッジの60度を初心者が使うとどんなメリットやデメリットがあるのか?

ご紹介します。

60度のウェッジを初心者が使うメリット

60度のウェッジを使うメリットは、簡単にボールの高さが出てボールが止まる。

ここに尽きます。

普通に打っても、高いボールとスピンの効いたボールが打てます。

 

通常の場合、56度のウェッジを使っている方が多いです。

56度のウェッジを使っている人は高いボールを打つ際に、フェースを開くという動作を入れないといけません。

通常のフェースはこのように構えます。
フェースが真っすぐに向いている

56度のウェッジを使っている人が60度のウェッジと同じ高さを出す場合は下記のようにフェースの向きを変えます。
右に向けていきます。
フェースを開いている状態

そうするとフェースのロフト角が増え高いボールが打てます。
ウェッジ ロフト(フェースを開いた状態)

やはり通常の向きからフェースを右に向けていくと、

・どこにフェースが向いているかわからない。

・振り方が分からなくなる。

・当たらなそう。

などと感じてしまい難しくなってしまいます。

しかし、60度のウェッジなら初心者の方でも普通のショットと同じ打ち方で高いボールが簡単に打てます。

 

力のない女性の方。

高いバンカーショットが苦手な方。

などには非常に簡単に打つことができるのがメリットです。

 

しかし、注意点もありますので次を見てみてください。

 

60度のウェッジを使う注意点

ボールを上げるには簡単な武器になります。

しかし、60度のウェッジを初心者の方が使うには難しい点があります。

60度のウェッジはロフトが上を向いているのが特徴です。
ロフト角とは??

 

卓球は誰でもやったことがあるスポーツだと思いますので、卓球で例えます。

面を目標方向に直角に向けて打つなら簡単に狙えます。

でも、面を上に向けて切るようにして目標方向に打つ。

ボールを切るようにして打っていますから難しいですよね。

 

60度のウェッジも同じようなことが起こります。

面が上を向いているので、正確にボールを打てないとスルっと抜けてしまう。
ウェッジ ロフト(フェースを開いた状態)

するっとボールをくぐるような当たりになりやすい。

そうなると当然、距離が落ちてしまいます。

飛んだり、飛ばなかったりが起きやすくなるのが60度のウェッジの注意点です。

その為、しっかりと当てる為の練習が必要です。

 

60度のウェッジを初心者が使うとどうなるか?まとめてみた。

いかがでしたか??

60度のウェッジを初心者が使うとどうなるか??

ボールがするっと抜けやすいクラブの為、距離がバラバラになり思った距離感を出せなくなる場合があります。

しかし、しっかりとヒットできる人なら簡単に高いボールでスピンがかかって止まるボールを打つことができます。

その辺を踏まて、初心者の方は60度のウェッジを使う使わないを決めてみると良いでしょう。

60度のウェッジを初心者が使ってみたら
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