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ドローボールの打ち方。初心者のスライサーはドローを打てるように。

ゴルフを始めると必ず多くの方が悩むのがスライスボール。

果てしなく曲がる。

飛距離がまったく出ない。

風に弱い。

初心者でスライスボールが多いという方はこういう悩みが多いのではないでしょうか?

 

スライスボールを脱却するには、右に曲がるスライスの逆のドローボールを打てるようにすることです。

私も、ゴルフを始めた際はドがつくほどのスライサーでした。

その頃は、まったく飛ばず曲がるでスコアがまったく出ませんでした。

 

しかし、ドローボールが打てるようになったころからメキメキと飛距離も出るようになりスコアが伸びてきました。

 

今回は、ドローボールの打ち方をご紹介していきます。

ドがつくほどのスライスで悩んでいた私が色々と試した結果、ドローボールが打てるようになった方法です。

同じ手法で行っていけば必ず打てるようになりますので参考にしてみてください。

 

まずは、ドローボールがどうやったら打てるか原理を知る。

ドがつくほどの初心者でスライサーだった私は、どうやったらスライスからドローボールが打てるようになるのかをまずは考えました。

ドローボールと言うのは、右にボールが打ち出されて左にフックボールで戻ってくるボールだということを知りました。
ドローボール

次にどうやったら、ドローボールが出るのか原理を調べました。

結果、ドローボールの原理は2つの組み合わせで出来ていました。

まず1つ。 スイングの軌道をインサイドアウト軌道にすること。

目標にまっすぐに振るのではなく、ボールに対して斜め右方向にクラブ振ります。
ボールが右に飛ぶ クラブの動き

 

2つ目はフェースの向き。

1つ目のスイング軌道に対してフェースを左に向いた閉じた状態で当てること。
ドローボールは軌道に対してフェースを閉じる

 

ドローボールの原理をまとめると、

・スイング軌道をインサイドアウト軌道で振る。

・フェースを閉じる。

ドローボールの原理はこの2つのことで構成されていることを知りました。

 

まず、原理を知っておくことが大事だと思います。

 

次にどうやったらその原理を打ち方にフィードバック出来るか考えました。

 

ドローボールが打ちやすいアドレスを試した結果。2つの重要のポイント

まずは、なんでも基本が重要と言います。

だとしたら、ドローボールが出やすい構え方を覚えることが大事だと思って色々と試しました。

色々と試した中で高確率でドローボールが出る重要なポイントが2つありました。

 

① グリップをフックグリップにした。

まずは、グリップの握り方を試しました。

・ウィークグリップ

・スクエアグリップ

・ストロンググリップ。

握り方は3つのタイプがあります。

ドローボールは、フェースを閉じてボールに当てていくこと。

試した結果、一番フックボールが出るのはストロンググリップでした。

>>>初心者に一番上達しやすい握り方。ストロンググリップの握る手順。

ストロンググリップの特徴は、手の平の向きにあります。

 

左手は上から被せて握ります。

目安は、自分から見たら人差し指・中指・薬指までの3つのこぶしが見えるように上から被せて握ります。
左手は上から被せる

そして、右手は手の平の向きを左手と平行になるように下から握ります。
ゴルフクラブの持ち方(右手の向き)

ストロンググリップにすると、フェースが閉じやすいので一番フックボールが簡単に出てドローボールが出やすくなりました。

 

② 肩のラインを少し右に向けた。

次に、アドレスの構え方を色々と試しました。

まずゴルフと同じ構え方をします。
ゴルフの正しい構え方

単純に考えたことはこの時に、クラブではなくボールを両手に持っているイメージから考えました。

ドローボールは右に打ち出すので、ボールをまっすぐではなく斜め右にポーンと投げてみます。

その時に、初めから上半身を目標より右に傾けておくと簡単に右に投げやすいと思いました。

それを、ゴルフスイングに取り入れました。

上半身の肩・肘のラインをアドレスの段階で飛球線より右に向けました。
ドローボールのアドレス

 

アドレスの際に、肩・肘のラインを目標ラインより右に向けることでドローボールが出る確率が上がりました。

 

上記の2つのアドレスのポイントを取り入れた結果、スライスが明らかに減ってきました。

 

ドローボールが出やすくなったバックスイングの方法

次に、ドローボールが出やすいようにスイングの仕方を考えていきました。

アドレスの次は、バックスイングを色々と試しました。

ポイントは2つ。

・体の回し方

・フェースの向き

この2つを変えたことで、ドローボールが出る確率が更に上がりました。

① バックスイングでしっかりと上体を捻じった。

次に、バックスイングの上げ方を色々と試しました。

先ほどのグリップの握り方と同様にアドレスを取ってみます。
ドローボールのアドレス

アドレス同様、クラブをボールに持ち替えて考えました。

ボールを右に放り投げるとしたら、しっかりと上半身を捻転したほうが良いです。

逆に、ボールを左に放り投げるとしたらあまり捻じらない方が楽でした。

そのイメージを取り入れ、バックスイングでは上体をしっかりと捻じりました。
ドローボールが出やすいバックスイングの体の回し方

アドレスから約110度くらいは捻じります。

正面からみたら、背中が見えるまでを目安にしました。

体の回転を浅くしてスイングをしてみる。
体の回転をしっかり捻じってスイングしてみる。

試してみると、上半身を捻じったほうがインサイドアウト軌道で振る事が簡単になりドローボールが出やすくなります。

逆に、上半身の捻じりを浅くするとひっかけやスライスが出る確率が相当高くなり全然ダメでした。
捻転が浅いとドローボールは出にくい

 

② フェースの向きを下に向けながら上げていった。

あとは、フェースの向きを色々と試しました。

なんでか? ドローボールのポイントはフェースを閉じることだからです。

どちらに向けていくと、フェースが閉じてフックボールが出やすいか?を実験です。

チェックポイントは、

①クラブが地面と平行になった腰の位置
テークバック クラブが地面と平行

②トップの位置
フルスイングのトップの大きさ

この2か所です。

まずは、①の腰の横ではフェースを自分の前傾とクラブを目安としました。
テークバックのポイント

そして、自分の上半身の前傾よりフェースを下に向けるとスライスが減りボールがドロー回転しやすくなりました。
スライスが直るテイクバックのフェースの向き

 

逆に、フェースを上に向けるとスライスが出てしまいました。
テークバックでフェースが既に開いている。

その為、フェースを地面に向けるように下に向けていくとフェースが閉じドローボールが出る確率が更に上がりました。

 

次の②でのトップの位置では、フェースの向きを試しました。

トップでは、フェースを空に向けるようにするとスライス激減しドローが出やすくなりました。
スライスが直る。トップのフェースの向き

逆に、トップでフェースの向きを正面に向けたらスライスが出始めました。
フェースが開いている。トップ

 

ドローボールが出るバックスイングの方法をまとめると、
ドローボールが出やすいようにテークバックでは地面に向くようにフェースを下に向けていく。
スライスが直るテイクバックのフェースの向き

トップでは、フェースを空に向けていく。
スライスが直る。トップのフェースの向き

このフェースの向きが閉じている為、スライスが減りドローボールが出る確率が上がります。

 

アドレスとバックスイングの仕方を変えることによってドがつくほどのスライスは減っていきドローボールの確率は70%くらいまで成功率は上がってきました。

 

ドローボールを打つのに一番難しかったダウンスイング

ドローボールが出る確率をあと30%を上げる為に振り下ろしのダウンスイングの方法を模索しました。

振り下ろしのダウンスイングはボールに当てにいく為、非常に難しいポイントで凄く難し箇所だったので、少しは時間が掛かりました。

一番考えて試したことは、上体とクラブの関係。

2つのことを試しました。

①振り下ろしの際に、目標方向へ早く上体を向ける。

②振り下ろしの際に、目標方向へ開くのを我慢した。

 

振り下ろしの際に、目標方向へ早く上体を向ける。
ダウンスイング 体の開きが早い

当時スライサーだった私は体の開きを早くすると、振り遅れてインパクトでフェースが開きスライスボールが多発しました。
インパクト フェースが開いている

スイングの軌道も上体が早く開くことでアウトサイドイン軌道になってしまいました。
腰が引けてアウトサイドからクラブが降りる

 

そのイメージではダメなんだと思いました。

逆に上体の開きを我慢してクラブを振り下ろしていきました。
ドライバーのインパクト

イメージとしては、インパクトで肩のラインが目標より右に向いている状態でボールに当たる。
インパクトの肩のライン

ダウンスイングでは、上体の開きを我慢し正面でボールをヒットすることを心掛けた結果、

・スイング軌道はインサイドアウトになり右に打ち出されるようになった。

・フェースが開かなくなりボールがドロー回転になった。

スライスの要素が減りドローボールが出る確率が100%に近くなりました。

 

インパクトまでの動きがしっかり出来れば、ドローボールの出る確率は相当上がっているハズです。

ボールに当たっていくまでが非常に大切なのでフィニッシュはその流れのままで良いと思います。

 

ドローボールが打てるようになったらこんなに球筋が変わった。

ドローボールが打てるようになったことで変わったことは、

・ドライバーの飛距離が20ヤード伸びた。

・アイアンの番手が2つ小さい番手が持てるようになった。

・スピンの量が減って風に強いボールが打てるようになった。

などが手に入りました。

当然、ゴルフが簡単になりますよね。

スライサーだったころから、ドローボールが打てるようになってスコアが10打は減らすことが実現しました。

 

まとめ

いかがでしたか?

ドがつくほどのスライサーだった私は、飛ばないスライスが嫌でたまりませんでした。

その為、スライスの逆のドローボールが打てるように習得に励みました。

まずは、ドローボールがどういうボールかを知る。

次に、ドローボールの原理を調べた。

ドローボールがどうやったら出やすいかスイングを色々試す。

ドローが出やすいアドレス。

ドローが出やすいバックスイング。

一番難しかったダウンスイング。

色々試した結果、なにが一番ドローボールが出やすいかの結果が出ました。

 

誰かからの押し入りの情報ではなく、自分で試して100%のドローボールが打てるようになった結果です。

ドがつくほどのスライサーからドローボールが打てるようになった方法ですから、同じ方法を踏んでいただけると必ずやドローボールが打てるようになると思います。

スライスからドローボールが打てるようになるには、難易度が高いです。

球数でいったら、3000球くらいはかかったでしょう。

根気よく継続して練習しましょう。

ドローボールの打ち方
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