女子ゴルフ界で、いま最も注目したい選手の一人が佐久間朱莉(さくま・しゅり)選手です。
2025年にはJLPGAツアーで年間4勝を挙げ、初の年間女王を獲得。
さらに2026年も勢いは続き、9月20日の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」では神谷そら選手とのプレーオフを制して優勝しました。
これで2026年シーズン3勝目、JLPGAツアー通算7勝目。
2024年までレギュラーツアー未勝利だった選手が、わずか2シーズン足らずで7勝まで積み上げたことになります。
そんな佐久間朱莉選手について、
「どんな選手なの?」
「年齢や身長は?」
「出身地や高校はどこ?」
「これまで何回優勝している?」
「なぜ急に強くなったの?」
と気になっている人も多いのではないでしょうか。
実は佐久間選手の経歴を調べると、単に「若くして年間女王になった選手」ではありません。
身長155cmという決して大柄ではない体格ながら、プロテストをトップで合格。
その後はなかなかレギュラーツアーで勝てない時期を経験し、少しずつ成績を伸ばしながら2025年に大ブレイクしました。
この記事では、佐久間朱莉選手の年齢・身長・出身・高校などのプロフィールから、アマチュア時代、プロテスト、年間女王までの経歴、そして2026年最新の優勝歴まで詳しく紹介します。

佐久間朱莉はどんな選手?
まずは佐久間朱莉選手のプロフィールをまとめてみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 佐久間朱莉(さくま しゅり) |
| 生年月日 | 2002年12月11日 |
| 年齢 | 23歳(2026年9月現在) |
| 出身地 | 埼玉県川越市 |
| 身長 | 155cm |
| 体重 | 52kg ※プロテスト時 |
| 血液型 | AB型 |
| 出身高校 | 私立埼玉平成高等学校 |
| プロテスト | 2021年トップ合格 |
| JLPGA | 93期生 |
| 得意クラブ | 8番アイアン |
| ツアー優勝 | JLPGAツアー通算7勝※2026年9月20日現在 |
佐久間朱莉選手は、2002年12月11日生まれの女子プロゴルファーです。
出身は埼玉県川越市。
身長155cmと決して大柄ではありませんが、2025年には年間4勝を挙げ、年間最優秀選手、賞金ランキング1位、平均ストローク1位に輝きました。
さらに2026年も3勝。
現在ではJLPGAを代表する選手の一人となっています。
ただ、佐久間選手の経歴で興味深いのは、プロになってすぐにレギュラーツアーで勝ったわけではないことです。
そこまでの歩みを順番に見ていきましょう。
佐久間朱莉の年齢は23歳
佐久間朱莉選手は2002年12月11日生まれです。
2026年9月現在の年齢は23歳。
2021年にプロテストへ合格しているため、10代でプロ入りしています。
そして2025年、22歳で年間女王を獲得。
まだ20代前半ながら、すでにJLPGAツアー通算7勝を挙げています。
2026年12月に24歳になります。
これだけの実績を残していながら、まだキャリアの長い期間を残していることも佐久間選手の注目ポイントでしょう。
佐久間朱莉の身長は155cm
佐久間朱莉選手の身長は155cmです。
プロテスト合格時のJLPGA公式プロフィールでは体重52kgとなっています。
女子プロゴルファーの中でも決して大柄な選手ではありません。
それでもプロテスト時のドライバー平均飛距離は240ヤードと記載されていました。
佐久間選手のゴルフを考えるうえで、この「155cm」という数字は興味深いポイントです。
体格やパワーだけで圧倒するタイプではなく、ショットやパッティングを含めた総合力でスコアを作っています。
実際、年間女王になった2025年の平均ストロークは「70.0585」。
JLPGAツアー1位でした。
4勝しただけではなく、年間トップ10も19回。
シーズンを通して大崩れせず、上位争いを続けた安定感こそ、佐久間選手の大きな強みと言えそうです。
佐久間朱莉の出身地は埼玉県川越市
佐久間朱莉選手の出身地は埼玉県川越市です。
日本ゴルフ協会(JGA)のプロフィールによると、ゴルフを始めたのは3歳。
きっかけは「父の影響」とされています。
3歳という非常に早い時期からゴルフに触れていたことになります。
その後、本格的に競技ゴルフの世界へ進み、ジュニア時代から実績を積み上げていきました。
>>>佐久間朱莉の父親・母親はどんな人?兄もゴルファー!家族構成や両親の支えを調査
佐久間朱莉の高校は埼玉平成高校
佐久間朱莉選手の出身高校は私立埼玉平成高等学校です。
高校時代には、すでに全国レベルの女子ゴルファーとして注目されていました。
2019年には「関東女子ゴルフ選手権」で優勝。
さらに同年のJLPGAツアー「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」ではローアマチュアを獲得しています。
つまり、プロになる前からプロのトーナメントで結果を残していた選手です。
ジャンボ尾崎の指導を受けて成長
佐久間朱莉選手のゴルフ人生を語るうえで、重要な人物がジャンボ尾崎こと尾崎将司さんです。
佐久間選手はジュニア時代からジャンボ尾崎さんのもとで腕を磨いてきました。
JLPGAの記事では、ジャンボ尾崎さんから「クラブを振り切れ」と指導されていたことも紹介されています。
ただし、試合では毎ショットを全力で振るのではなく、7~8割程度で振るイメージを身につけたと佐久間選手自身が説明しています。
佐久間選手は155cm。
決して体格に恵まれた大型選手ではありません。
それでも飛距離を出しながらティーショットの精度も高めていく。
現在の安定したゴルフにつながる土台は、ジュニア時代から少しずつ作られていたのでしょう。
2021年プロテストをトップで一発合格
高校卒業後、佐久間朱莉選手は2021年6月に行われたJLPGA最終プロテストに挑戦しました。
結果は、
通算18アンダー・単独1位。
プロテスト初挑戦で、いきなりトップ合格です。
4日間のスコアは、
1日目 67
2日目 66
3日目 70
最終日 67
合計270ストローク。
4日間すべてアンダーパーで回る安定した内容でした。
しかも佐久間選手は以前から「トップ合格する」と口にしていたといいます。
そして本当に1位で合格。
プロテスト合格時には、今後の目標について「シードを獲得し、世界に通用できる人になりたい」と語っていました。
プロ1年目にステップ・アップ・ツアー優勝
プロテストに合格した2021年、佐久間朱莉選手は早くも優勝を経験します。
ステップ・アップ・ツアーの「京都レディースオープン」でプロ初優勝。
プロテストトップ合格。
さらにプロ1年目で優勝。
ここまでを見ると、そのままレギュラーツアーでもすぐに勝ちそうに思えます。
ところが、実際にはここから長い時間がかかりました。
レギュラーツアー初優勝までは約4年
佐久間朱莉選手は2022年から本格的にJLPGAツアーを戦います。
しかし、
2022年 未勝利
2023年 未勝利
2024年 未勝利
と、なかなか優勝には届きませんでした。
プロテストをトップで合格した選手でも、JLPGAツアーで勝つことがいかに難しいのかが分かります。
ただし、勝てなかったからといって成長していなかったわけではありません。
むしろ、ここが佐久間朱莉選手の経歴を見るうえで重要なポイントです。
優勝こそなかったものの、徐々にツアーで上位に入る回数を増やしていきました。
そして2025年、その積み重ねが一気に結果へ表れます。
2025年KKT杯バンテリンレディスで初優勝
2025年4月。
「KKT杯バンテリンレディスオープン」で、佐久間朱莉選手は念願だったJLPGAツアー初優勝を達成します。
プロテスト合格から約4年。
ようやくつかんだレギュラーツアー初優勝でした。
ところが、ここから状況が一変します。
それまで1勝もできなかった選手が、一気に勝ち始めたのです。
2025年は一気に年間4勝
初優勝から約1カ月後。
2025年5月の「ブリヂストンレディスオープン」で早くも2勝目。
さらに6月には「アース・モンダミンカップ」を制して3勝目。
そして10月の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」でも優勝しました。
結果、
2025年だけで4勝。
2024年までレギュラーツアー0勝だった佐久間選手が、一気にJLPGAの中心選手へと駆け上がったシーズンでした。
2025年に初の年間女王
年間4勝を挙げた佐久間朱莉選手は、2025年に初めてJLPGAの年間最優秀選手に輝きました。
年間累計ポイントは、
2,681.61ポイント。
さらに、
年間獲得賞金 2億2,728万5,959円
賞金ランキング 1位
平均ストローク 70.0585
平均ストロークランキング 1位
年間トップ10 19回
という成績を残しています。
つまり「4試合で勝ったから年間女王になった」というだけではありません。
年間を通して何度も優勝争いに加わり続けた結果の年間女王でした。
2026年は開幕戦から優勝
前年に年間女王となったことで、2026年は追われる立場になりました。
ところが佐久間朱莉選手は、2026年シーズンの開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」でいきなり優勝。
前年の勢いが偶然ではなかったことを結果で示します。
しかし、その後はなかなか2勝目を挙げられませんでした。
AIG全英女子オープン、北海道meijiカップでは連続予選落ち。
佐久間選手自身も自分のゴルフへの自信を失いかけていたことをJLPGA公式サイトで明かしています。
それでも、ここから再び立て直しました。
ニトリレディスで2026年2勝目
2026年8月30日の「ニトリレディスゴルフトーナメント」。
首位と2打差の4位タイから最終日を迎えた佐久間朱莉選手は、この日のベストスコアとなる「66」をマーク。
通算11アンダーで逆転優勝しました。
これで2026年シーズン2勝目。
前年の年間女王が再び勢いを取り戻します。
そして約3週間後、さらに勝利を重ねました。
【最新】2026年9月20日、東海クラシックで今季3勝目
2026年9月20日。
佐久間朱莉選手が「第57回住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で優勝しました。
最終的に神谷そら選手と通算13アンダーで並び、勝負はプレーオフへ。
プレーオフ1ホール目でパーをセーブした佐久間選手が勝利しました。
これで、
2026年シーズン3勝目。
そして、
JLPGAツアー通算7勝目。
優勝賞金は1,800万円でした。
2025年に初優勝した選手が、その翌年9月にはすでに通算7勝。
佐久間朱莉選手の急成長ぶりがよく分かります。
佐久間朱莉のJLPGAツアー優勝歴
2026年9月20日時点で、佐久間朱莉選手はJLPGAツアーで通算7勝を挙げています。
| 年 | 大会名 |
|---|---|
| 2025年 | KKT杯バンテリンレディスオープン |
| 2025年 | ブリヂストンレディスオープン |
| 2025年 | アース・モンダミンカップ |
| 2025年 | NOBUTA GROUP マスターズGCレディース |
| 2026年 | ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント |
| 2026年 | ニトリレディスゴルフトーナメント |
| 2026年 | 住友生命Vitalityレディス 東海クラシック |
これとは別に、2021年にはステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」でも優勝しています。
佐久間朱莉はなぜ強い?
佐久間朱莉選手について「2025年から急に強くなった」と感じている人もいるかもしれません。
しかし経歴を時系列で見ると、少し違った姿が見えてきます。
3歳でゴルフを始める。
ジュニア時代から競技経験を積む。
プロテストをトップ合格。
プロ1年目にステップ・アップ・ツアー優勝。
それでもレギュラーツアーでは勝てない。
その期間に少しずつショットやショートゲーム、パッティングを磨き続ける。
そして2025年に初優勝すると、一気に年間4勝。
さらに年間女王。
翌2026年にも3勝。
つまり佐久間選手は「突然現れた選手」というより、
長い時間をかけて積み上げてきたものが、2025年から一気に結果へ表れ始めた選手
と考えた方が、その経歴をよく表しているでしょう。
155cmでも年間女王になれる
佐久間朱莉選手の経歴でもう一つ注目したいのが、身長155cmという体格です。
現在の女子ゴルフでは飛距離の重要性が高まっています。
その中で155cmの佐久間選手が年間女王まで上り詰めたことは非常に興味深い結果です。
プロテスト時のプロフィールでは、ドライバー平均飛距離は240ヤード。
単純に「飛ばない選手」というわけではありません。
しかし、それ以上に佐久間選手の成績から見えてくるのは、ゴルフは飛距離だけでは決まらないということです。
ショットの精度。
パッティング。
コースマネジメント。
そして1年間を戦い抜く安定感。
それらを高いレベルで揃えた結果が、2025年の平均ストローク1位や年間女王につながったのでしょう。
佐久間朱莉の経歴を時系列で紹介
最後に佐久間朱莉選手の歩みを簡単に整理します。
2002年
埼玉県川越市に生まれる。
幼少期
父親の影響でゴルフを始める。
2019年
関東女子ゴルフ選手権優勝。
樋口久子 三菱電機レディスでローアマチュア獲得。
2021年
JLPGA最終プロテストを通算18アンダーの1位で合格。
ステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」優勝。
2022~2024年
JLPGAツアーで経験を積む。
2025年4月
KKT杯バンテリンレディスでJLPGAツアー初優勝。
2025年
年間4勝を達成し、初の年間女王。
賞金ランキング、平均ストロークでも1位。
2026年3月
ダイキンオーキッドレディス優勝。
2026年8月
ニトリレディス優勝。
2026年9月20日
住友生命Vitalityレディス 東海クラシック優勝。
2026年3勝目、JLPGAツアー通算7勝目。
こうして並べてみると、佐久間朱莉選手のキャリアで特に目立つのは2025年以降の急激な勝利数の増加です。
まとめ|佐久間朱莉は年間女王からさらに進化中
今回は、佐久間朱莉選手がどんな選手なのか、年齢・身長・出身地・高校・経歴・優勝歴について紹介しました。
佐久間朱莉選手は2002年12月11日生まれ、埼玉県川越市出身。
身長155cmで、埼玉平成高校を卒業しています。
2021年にはJLPGAプロテストをトップで合格。
その後、レギュラーツアーでは勝てない期間が続きましたが、2025年に一気にブレイクしました。
年間4勝を挙げ、年間女王、賞金ランキング1位、平均ストローク1位を獲得。
さらに2026年も勢いは止まりません。
9月20日の住友生命Vitalityレディス 東海クラシックでは神谷そら選手とのプレーオフを制し、今季3勝目、ツアー通算7勝目を挙げました。
プロテストトップ合格という華々しいスタート。
そこから約4年間かけてつかんだ初優勝。
そして年間女王。
佐久間朱莉選手は、若くして成功しただけではなく、勝てない期間を経て日本女子ゴルフ界のトップまで上り詰めた選手です。
まだ23歳。
プロテスト合格時に語っていた「世界に通用できる人」という目標に向けて、これからどこまで実績を伸ばしていくのかにも注目です。